シェルター運営 
ホームレス状態の方が路上から直接入居できるアパートを提供しています。現在の生活保護行政では、ホームレス状態から生活保護を申請してもほとんどの場合共同生活の宿泊所を紹介されるため、人間関係のストレスから逃げ出して路上に戻る方が後を絶ちませんTENOHASIとハウジングファースト東京プロジェクトではシェルターとして通常のアパートを約50室(TENOHASIが管理するのはそのうち16室)確保し、希望する方に提供しています。利用者はアパート契約を結んでから生活保護を申請し、一人暮らしの練習をして数ヶ月後には自己契約のアパートに移ることを目指します。仕事がある方はシェルターで生活しながら貯金して自己契約のアパートに移ることを目指します。


 申請同行 
生活保護や緊急一時保護センター入所を望まれる方が、役所への申請に支援を希望されたときに同行します。
手続きの案内・役所との折衝の手伝いから、医療機関や宿泊先への同行など、落ち着き先が決まるまでサポートします。
そのあとも安定した生活にいきつくまで継続的にサポートしていきます。


 医療支援 
心身の不調を訴えた方が医療を受けるサポートをします。
精神科・内科で継続的な診察が必要な方には、仲間の医師・看護師・精神保健福祉士でつくった「ゆうりんクリニック」での診察につなげ、精神症状があるには仲間の看護師・作業療法士で作った「訪問看護ステーションKAZOC」からの定期的な訪問看護を提供します。どちらも「スタッフが路上生活の状況に精通して、訴えをじっくり聞くことが出来る」医療を目指しています。


 アパートの転居手続き・訪問と生活支援 
生活保護を受けた方がアパートに入ろうとしても、不動産業者にだまされて不良物件をつかまされたり、悪質な保証会社が入るケースがあります。
それを防ぐためにも、アパートの物件探しや賃貸契約などの手続きに同行します。
障がいのある方には、グループホームやステップハウスへの入居のお手伝いもします。
アパート入居後も、必要に応じて訪問し、掃除・洗濯・整理整頓・金銭管理・服薬管理・大家さんや管理会社との折衝など、1人1人のニーズに応じてさまざまなサポートを行っています。


 日中活動支援 

無事にアパート入居にこぎつけても、障がい・高齢などで就労できない方は日中にやることがなくて、孤立感・自己無用感から、抑うつやひきこもり、アルコールやギャンブル依存などの問題が起きてくることがあります。
これが生活の破綻→再路上化への大きな要因になります。
そこで、アパートを訪問して話し相手になったり、一緒に外出したり、生きがいとなるような日中活動を一緒に探すなどの活動を行っています。
ハウジングファースト東京プロジェクトの日中活動につなげたり、地域資源につなげていくことも大事な活動です。